外壁塗装の訪問販売に騙されないための注意点とは?
外壁塗装の訪問販売に騙されないための注意点とは?
このページでは、「外壁塗装の訪問販売に騙されないための注意点とは?」をご紹介しています。
2021/02/27
外壁塗装業者の中には皆さまのお家を1軒1軒回り、訪問販売をする業者も存在します。
訪問販売を行うすべての外壁塗装業者が詐欺まがいの商売をしているわけではありませんが、悪徳業者の可能性もあるので注意が必要です。
悪徳業者を見抜き、騙されないためには何に気を付けたら良いのでしょうか?
ここでは「外壁塗装の訪問販売に騙されないための2つの注意点」についてご紹介します。
コンテンツ目次
外壁塗装業者の訪問販売を受けた時に注意する2点!
1.「足場代0円!!」というフレーズには注意!
外壁塗装の工事には大半の施工で足場が必要となります。
さまざまな例がありますが、塗装業者が信頼する足場業者に足場を組んでもらい、塗装作業を進めていく流れが主流です。
足場を組む時の材料のレンタル費用や運搬費用、人件費はどうしても必要になる費用です。
足場を組むと足場に応じた費用は発生するため、「足場の組み立て費用は無料!」といわれても他の材料や人件費といった部分に上乗せされている可能性は高いでしょう。
足場の費用相場は塗装工事全体の約20%が一般的です。
足場費用は0円ですと言われたら、なぜ無料になるのか聞いてみましょう。
「今回の施工では高い部分の作業は無いため、足場は組み立てない」といったきちんとした理由と説明があれば問題はありません。
しかし「会社のサービスで」「期間限定で」というように曖昧にされる場合は注意が必要です。
見積もりの内訳を確認し、他の施工にかかる費用が相場と合っているか確認しましょう。
訪問販売が突然家にやってきて、契約を迫られた際には正確に判断できないことが多いですが、足場代が無料と言われてもすぐに契約することはとどまりましょう。
さらに悪徳業者は「今契約すれば足場代だけでなく施工費用も大幅値引き」と言ってくるかもしれません。
甘い言葉にはのらず、一旦冷静になり、外壁塗装にかかる費用相場やそもそも外壁の補修は本当に必要なのかを確認しましょう。
外壁塗装の費用相場や補修の必要性は他の業者からの見積もりやインターネットを検索することで確認できます。
2. 外壁塗装への不安を煽る訪問販売業者は危険
外壁塗装への不安を煽る塗装業者にも要注意です。
上記で紹介したように、「今契約したら無料」などと契約を迫る業者もいます。
また「すぐに外壁を塗り替えないと危険な状態」と不安を与え、無理にでも補修をさせようとしてきます。
外壁が心配になる気持ちも十分にわかりますが落ち着いて対応することが大切。
外壁塗装は1日、2日ですぐに悪化するものでもありません。
その場の契約は避け、別の塗装業者にも相談し、外壁の損傷度合いを一度見てもらうと良いでしょう。
大半の外壁塗装業者は見積もりを無料でやってくれますし、当サイトで紹介している職人さんも見積もりを無料で行っています。
外壁塗装工事において、複数の業者から見積もりを取ることはごくごく一般的のため、問題ありません。
評判が良く、腕利きといわれている職人は契約を迫ることはせず、お客さまとなる方にじっくりと考える時間をくれます。
外壁を直さないと危ない!と不安を煽る業者は悪徳業者の場合がありますので注意しましょう。
年間7000件にも及ぶ訪問販売によるリフォーム工事のトラブル
「独立行政法人 国民生活センター」の報告によると、2019年度に寄せられた訪問販売によるリフォーム工事の相談件数は7,993件と8000件近くになっています。
2017年度から2019年度にかけて6,385件、7,222件、7,993件と増加傾向にあり、多くの人がリフォーム工事のトラブルにあっていることがわかります。
【引用】
参考元:独立行政法人国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」
http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html
具体的なトラブルとして
・契約を迫られ本当は必要ないのに工事をした
・いきなりリフォーム業者が家に来てトラブルになった
・営業がしつこく根負けして外壁塗装工事の契約をしてしまった
などが挙げられます。
紹介したような不当な契約には、クーリングオフを利用して契約を解約することができます。
クーリングオフとは訪問販売による契約トラブルなどから消費者を守るための制度のこと。
訪問販売や電話営業などで契約をしてしまっても、一定の期間内であればクーリングオフを使って契約の解約ができるのです。
訪問販売であれば、クーリングオフが利用できる期間は8日以内となります。
外壁塗装の訪問販売で押し売りされ契約してしまったという場合はクーリングオフを考えましょう。
上記で紹介したように独立行政法人国民生活センターでは日々多くの相談を受け付けています。
塗装業者にクーリングオフを申請したけど、業者が取りあってくれない、連絡がつかないという場合はすぐに国民生活センターに相談してみましょう。
外壁塗装の訪問販売で悩んだら比較サイトを活用してみよう!
今回は外壁塗装の訪問販売で注意するべき2つのポイントをご紹介してきました。
訪問販売をする業者全員が悪徳業者というわけではありませんが、お客さまを騙し、お金を儲けようと考える悪い業者がいることも事実。
「今回のご契約で無料!」「すぐに工事しないと壁から雨漏りする」と言って契約をさせようとすることもありますが、一度冷静になることが大切です。
訪問販売業者からの不安を煽る言葉や巧みな話術に騙されず、他の業者にも点検や見積もりを依頼してみましょう。
見積もりには当サイトのような地元の腕利き職人さんを順位で紹介してくれるサイトを利用すると良いでしょう。
塗装費用の相場を比べて工事の内容や費用を考えると、明らかに高すぎるもしくは安すぎる値段で工事を請け負う訪問販売業者は怪しいことが分かるかと思います。
外壁塗装の訪問販売に引っかからないにもすぐに契約しないことが大事とお伝えしてきました。
大切なお家の外壁であり、施工費用も決して安くはありません。
皆さまが心から安心して任せられる外壁塗装業者と出会えることを願っております。