外壁塗装における失敗しない色の選び方
外壁塗装における失敗しない色の選び方
このページでは、「外壁塗装における失敗しない色の選び方」をご紹介しています。
2024/06/10
コンテンツ目次
外壁塗装における失敗しない色の選び方
外壁塗装において色の選び方は非常に重要です。
外壁は、特に人目につく部分ですので、色の影響が大きいのです。
もしも不満の残る選択をしてしまった場合には、毎日その外壁を見ながら帰宅するのは憂鬱でしょう。
このページでは、外壁塗装における色の選び方について説明します。
外壁塗装における基本的な色の選び方
では、どのように外壁塗装の色を選択すればよいのでしょうか。
まずは家族で方向性を決める
外壁塗装をする際に、大切なのは
「家族全員が同意の上で行うこと」
です。
家族の誰かが反対している状態で施工を行っても、良い施工は行なえません。
どのような家にしたいのかと言ったざっくりとしたイメージをみんなで考えるのが大切でしょう。
理想の雰囲気の家がすでにあるかをネットで検索
次に、大まかなイメージからそのイメージに近い画像をネットで検索してみましょう。
「外壁塗装 シンプル」
「外壁塗装 人気」
「外壁塗装 ツートン」
「外壁塗装 和風」
「外壁塗装 モダン」
「外壁塗装 白」
このあたりが多く検索されているキーワードになります。
検索した時に、イメージとぴったり合うものがあればそれを保存しておき、施工会社に見せてみましょう。
ピッタリのものがなかったとしても、イメージに近いものが複数あればそれらを保存しておき、施工会社に見せながら相談を行っていくと良いです。
色見本を参考に具体的な色番号を決める
アマゾンなどを始め、ネットショップで「色見本」と調べると、複数の色見本が出てくると思います。
日本塗料工業会のものが一般的な色見本になりますが、色の種類が多すぎて迷う人も多いです。
そのため、塗料メーカーが出している色見本をながら、自分の理想の色合いの番号を探してみましょう。
もしも写真写りなどの関係でわかりにくい場合などは、施工会社に確認しても良いです。
施工店に相談・見積もりを依頼する
最終的には、施工会社に相談や見積もりを依頼することになります。
そのため、前述した部分でわからない所があれば、実際に施工業者に相談するとスムーズに話が進むでしょう。
外壁塗装において色を選ぶ際の注意点
色を選ぶ際には、いくつかの注意点があります。
色見本の面積
色見本は、非常に小さい面積で表示されています。
色というのは、面積が小さい時と大きい時で、目の錯覚で明るさが違って見えます。
そのため、日本塗料工業会の色見本のような多数の種類がある色見本では思っていた色と違う事もあるので、それを考慮した上で選択するのが良いでしょう。
光の加減で見え方は変わる
光の加減によっても見え方は変わってきます。
そのため、色見本を室内で見るだけではなく、日光にあたったときの色合いも見ておくと、間違いが少なくなるでしょう。
ただ、その際も色見本の紙の材質と、壁材の材質とでは色の感じ方も違ってしまうかもしれませんので、プロに相談してみるのが良いです。
大きい面積の色を優先的に選ぶ
色を選択する時にディティールにこだわるのは良いのですが、面積の大きな部分から色を決めていくと、間違いが少なくなるでしょう。
面積の大きな部分が最も印象を左右するため、その部分が決まると他の部分も決めやすくなります。
色を使いすぎない
色を選んでいる最中に、色見本の他のページを見て、
「あの色も良いな」
と感じることもあると思います。
だからといって、多くの色を一緒に使うのはお勧めできません。
色は基本的に同系色のものでまとめる方がきれいに見えますし、反対色を使うと目がチカチカする可能性もあり、見ている人に嫌悪感を与える危険性があります。
こだわりが強くない場合にはシンプルなものがおすすめ
もしもそれほど強いこだわりが無いのであれば、色合いはシンプルなものを選ぶのが良いでしょう。
施工業者によっては、その年の流行りの色を参考に出してくるケースもあると思いますが、流行りというのは年々変わっていきますので、今は良くても数年後に嫌になる可能性があります。
それであれば、白やベージュを基調としたシンプルな色合いの家に仕上げておくことで、年数が経っても気持ちよく住めます。
また、数年後に屋根の塗装をする事になった場合にも、シンプルな色合いであれば屋根の色を合わせやすいという利点もあります。