外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うとお得って本当?
外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うとお得って本当?
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2024/06/10
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外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うとお得って本当?
外壁塗装は、台風などの影響で突然修理が必要になる事もありますが、思ったより大きな金額になって驚くこともあるのではないでしょうか?
出来ることなら、少しでも安い金額で施工してもらいたいと思いますよね。
そんな方法の一つとして、外壁塗装と屋根塗装を一緒に施工するという方法があります。
このページでは、その利点などについて説明していきます。
なぜ外壁塗装と屋根塗装をまとめると安いのか
では、なぜ外壁塗装と屋根塗装をまとめて依頼すると安くなるのでしょうか。
足場料金分安くなるから
施工を行う上で、足場は必ず必要になります。
特に最近は安全性を始め、職場環境に対して政府も厳しくなっていますので、足場を使用しない事は稀です。
この足場ですが、通常の家の広さで大体10万円前後します。
そのため、外壁塗装と屋根塗装をまとめて行うことができれば、2回組む足場が1回で済みますので、単純に10万円程の費用が浮くことになります。
それ以外にも、足場を組む作業や解体する作業にも人と時間がかかりますので、人件費等を削減することが出来るので、安くなる可能性があるのです。
工期が短くなるから
前項にも多少関係してくるのですが、複数の依頼を別々に対応するよりも、屋根塗装と外壁塗装の依頼をまとめて行う方が作業効率が高くなります。
例えば、片方の塗料が乾くのを待つ間に別の部分の塗装を始める・・・
このように、バラバラに作業を行うよりもスムーズに施工が出来るため、人件費が削減できる可能性があるのです。
顧客単価が上がるから
これは、少し経営的な話になるのですが、お店の売上は1つの施工の金額と、お客さんの人数で決まってきます。
そのため、少しでも施工の金額が大きくなる方がお店としてはメリットがありますので、多少の値引きをしたとしてもまとめて依頼して欲しいと考えるのです。
例えば、外壁塗装の依頼はもらえたけど、屋根塗装を競合他社に取られてしまった。
そうなるくらいなら、値引きしてでも両方ともウチでやってもらった方が良い。
そう考える業者も多いため、まとめることで安くなる可能性があるのです。
外壁塗装と屋根塗装をまとめて行う際の注意点
外壁塗装と屋根塗装をまとめて行う際にはいくつか注意点もあります。
外壁塗装だけ・屋根塗装だけしかできない業者もある
施工業者によっては、外壁塗装だけしかできない業者や、屋根塗装だけしかできない業者もあります。
また、出来るけれど経験が浅い施工業者も存在するので、できれば屋根塗装と外壁塗装の療法で実績のある施工業者を選ぶのが良いでしょう。
施工業者によっては、職人さん同士の繋がりが強く、お互いの強みを活かすような形で業務提携をしているような所もありますので、相談してみるのが良いでしょう。
補助金や助成金・保険を使う際には注意も
別の記事で詳しく説明しますが、助成金や補助金・火災保険などを利用すると施工金額を安く済ませる事ができます。
しかし、その際に屋根塗装と外壁塗装をまとめて行うことで要件を満たさなくなる可能性があります。
例えば、火災保険を使用する際には、台風などの被害を回復させるための「風災」という項目を使用しますが、外壁は風災の対象内だけれど、屋根は経年劣化によるもののため、風災の対象外。
このような事も起こりえるでしょう。
トータルの工期が伸びる
両方の依頼をまとめて行うことで、全体の工期が長くなります。
そのため、施工業者の繁忙期などには、対応してもらえない可能性もあるでしょう。
具体的な工期に関しては、施工内容によっても変わるので、一度相談してみてはいかがでしょうか。