外壁塗装の耐用年数について
外壁塗装の耐用年数について
このページでは、「外壁塗装の耐用年数について」をご紹介しています。
2024/06/12
外壁塗装において、定期的なメンテナンスは必須です。
雨漏りの原因は、屋根だけではなく外壁によるものもありますので、しっかりとチェックするべきですが、その一つの目安が「耐用年数」になります。
このページでは、外壁塗装における耐用年数について説明します。
コンテンツ目次
外壁塗装の耐用年数って?
外壁塗装における耐用年数とは、塗装の際に使用した塗料の耐用年数とほぼ一致します。
最近は、色々な塗料が存在しますが、その性質や耐用年数はかなり差があります。
下記の表は、一般的に使われている塗料における耐用年数です。
この様に、短いものでは4年ですが、長いものでは20年近くも使用できる塗料もあります。
耐用年数が長いものは、基本的に金額も高くなります。
そのため、「あと10年位で建て替えを検討している」という場合には、あまり耐用年数の長いものを使用するのは勿体ないです。
また、各塗料によってその特徴は様々です。
例えば、ウレタン系塗料は耐用年数が短いですが、伸縮性に優れており、ひび割れを起こしにくいなどの特徴があります。
そのため、寒暖差の激しい地域や、地震などの多い地域ではこういった塗料を選択するほうが良い場合もあるでしょう。
反対に長期間使用できるフッ素系塗料は、光沢がある仕上がりにしたい場合や、親水性が高く汚れが落ちにくいなどのメリットがある一方で、金額的に高い事がデメリットとして取られる事もあります。
「どのような外壁にしたいのか」
によって、塗料の選択は大きく変わってくるので、一概に何が正解ということはありません。
外壁塗装を選ぶ際の注意点
では、外壁塗装を選ぶ際には、どのようなことに注意するべきでしょうか。
コーキング材にも注意する
外壁塗装と合わせて確認しておきたいのが、コーキング材です。
コーキング材は、劣化したまま使用し続けてしまうと、雨漏りになる可能性が高くなります。
コーキング材は、それほど種類が多いわけではありませんので、5年から10年ほどの耐用年数のものを使う事が多いのですが、壁材の耐用年数との間にあまりにも大きな差がある場合は、定期的にコーキング材のチェックも必要になります。
例えば、耐用年数が20年の塗料を使って塗装した場合、ついつい定期的なチェックを怠り、外壁自体は綺麗な状態であっても、コーキング材が劣化していることに気付かない可能性があります。
そうならないための1つの方法として、コーキング材と耐用年数の近い塗料を選択することです。
もしくは、外壁に目立った症状が見られない状態であっても、定期的に調査をしてもらうことで解消できるでしょう。
その地域の環境も重要になる
塗料によってそれぞれ機能性が違っていることは前述しましたが、その機能を最大限に発揮するためにも、その地域の特徴をきちんと把握している職人さんに依頼するのが良いでしょう。
例えば、大手企業であれば、効率化を優先して県外の安い職人さんを派遣してくる可能性もあります。
そうした場合、その地域の気候や環境を理解していない可能性もあり、十分な提案ができない可能性もあります。
一方で、地元の職人さんであれば、その地域に住んでいる人も多く、身を持って環境を感じている方も多いです。
また、地元密着のような工務店の場合には、その近辺での施工事例も多く、より安心して施工を任せることができるでしょう。