マンションの外壁塗装について
マンションの外壁塗装について
このページでは、「マンションの外壁塗装について」をご紹介しています。
2021/01/31
マンションは多数の入居者が入っており、一つの建物を皆で共有しています。
なので、外壁の汚れがあったりすると入居者の不満のもととなったり、入居率にも影響してきます。
同じようなマンションが2つ候補にあったとしたら、やっぱり外観が綺麗な方を選ぶ方が多いでしょう。
それほどマンションの外観・美観は大切な要素となるのです。
マンションの外壁塗装の平均的な費用と気をつけるべきポイント
マンションオーナーにとって、マンションを長持ちさせるために、そして美観維持のために外壁塗装は欠かせないものです。
外壁塗装によって十分な防水対策がされていなければ建物全体の劣化にもつながりますから、定期的に外壁塗装を行い防水性を保つ必要があります。
ただ、マンションの場合は一般的な一戸建てとは建物の作りが違いますから、それぞれ以下のような耐用年数だということを覚えておくようにしましょう。
外壁塗装:約8~10年
トップコートの貼り替え:約5年
鉄部塗装:約5年
共用廊下(床・天井・壁):約10年
続いて、マンションの外壁塗装を行う際の費用についてですが、マンションの外壁塗装の単価は2,000~4,000円と幅があり、施工費用は使用する塗料や外壁の面積によって異なります。
3階建てで750平方メートルのマンションの場合は、ウレタン樹脂系塗料で540万円、シリコン樹脂系塗料で645万円程度と、同じ面積でも塗料のグレードが一つ上がるだけで100万円弱の差が出るのです。
使用する塗料や中間マージンの有無によって各塗装業者ごとの見積もり価格にはかなりの差が出るでしょう。
そのため、複数の塗装業者に見積もり依頼をしておきましょう。
複数の見積もりを見比べることで相場よりも高い価格に設定されていても気付けるため、塗装業者選びで失敗する可能性が低くなります。
ただし、価格の安さだけで塗装業者を選んでしまうと、かえってコストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
というのも、見積もりの段階で施工費用が極端に安い場合、使用する塗料のグレードが低いというケースが考えられるためです。
言い換えると、その塗装業者を選べばお得という訳ではなく、単純に安い塗料を使っているだけということになります。
塗料のグレードが低いと外壁の耐用年数が短くなるため、長い目で見るとかえって施工費用が高くなるのです。
塗装業者を選ぶ際には、価格だけでなく使用される塗料や施工内容、そして何より信頼できる業者かどうかを判断基準に加えてみてください。
いくら安い価格で工事を依頼できたとしても、マンションの施工実績がなかったり業者の質が悪かったりすると、後々トラブルにつながる可能性もあるでしょう。
もし価格や施工内容に不安な点があれば、事前に塗装業者に相談することをおすすめします。