外壁塗装の見積もりが出た時の注意点とチェックポイントとは?
外壁塗装の見積もりが出た時の注意点とチェックポイントとは?
このページでは、「外壁塗装の見積もりが出た時の注意点とチェックポイントとは?」をご紹介しています。
2024/06/13
外壁塗装を業者に依頼する時、まずは数社に見積もりを依頼しますよね。
その時、当然ながら各業者それぞれの異なった価格が出て来ると思います。
これは業者によって算出方法が異なるからなのです。
ここでは、外壁塗装の見積もりが出た時の注意点とチェックポイントについてご紹介していきます。
コンテンツ目次
外壁塗装の見積もりが出た時の注意点とチェックポイントとは?
外壁塗装を業者に依頼する時、まずは数社に見積もりを依頼しますが、各業者それぞれの異なった価格が出てくると思います。
これは業者によって算出方法が異なるからで、外壁塗装の見積もりは作業環境、塗装の工法、現在の塗膜の状況、会社の利益に対する方針によって決まるそうです。
・業者を比較するときはここに注意!!
注意したいのがA社とB社で同じ100万円の見積もりだったとしても内訳が異なる可能性があるということです。
例えば、A社は工事に必要な下処理と工程を提示しているため工事原価が高くなってしまうのに対して、B社は「自社で開発したオリジナルな特殊塗料を使う」と言って膨大な価格を提示して、実際にはA社よりも多くの利益を得ているというケースもあるのです。
大切な家を守ってくれる外壁塗装。
一概に安いからいい、高いからダメとは言えないのがよくわかりますね。
外壁塗装の見積書はどこを見たらいいの?
次は見積書をもらった時にチェックするポイントを紹介します。
・全て同じランクの塗料かどうか
外壁と屋根に使われている塗料のランクは全て同じであることが鉄則です。
外壁にはシリコン、屋根にはウレタンなどランクの異なる塗料を塗ってしまうと耐久年数が違ってくるため、数年後には屋根の塗装は剥がれているけど外壁は綺麗なままというチグハグな状態になってしまいます。
見積書が安いと思ったら別の塗料が混入してないかどうかを確認しましょう。
・塗装が3度塗りになっているか
外壁塗装は3度塗りが基本です。
下塗りが1回、中塗りと上塗りは同じ塗料を使い2回塗ります。
3度塗りをすることで塗料本来の性能が発揮できるのですが、中には中塗りをせず、最後の塗料のみで仕上げて塗料費を浮かして利益を得ようとする業者もいるので注意しましょう。
・ケレンが項目に入っているか
ケレンとは、下地処理のひとつで外壁の塗装面を専用のヤスリで削りサビをとる作業のことを言います。
この作業をせずに古い塗膜の上から塗料を塗ってもすぐに落ちてしまうため、ケレンは非常に大切な工程です。
ところがケレンは手作業で行うため、工期短縮や人件費削減のため、やらない業者もいます。
見積書にケレンの項目が見当たらない場合は、直接業者にケレン作業の有無を確認するようにしましょう。
・塗装箇所がしっかりと明記されているか
外壁塗装工事後のトラブルとして「見積もり書になかった工事費を追加で請求された」というケースが多くあります。
原因としては施工主自身が工事箇所をしっかりと把握しておかなかったから起こってしまったトラブルといえます。
こうならないためにも事前にしっかりと工事箇所を確認し、見積書の内容と照らし合わせておくことが肝心です。
A社の見積もりには入ってるが、B社の見積もりには含まれていないといった差がある場合は必ず確認を取るようにしましょう。