稲沢市の悪徳外壁塗装業者が皆様を騙そうとする手口とは？

このページでは、「稲沢市の悪徳外壁塗装業者が皆様を騙そうとする手口とは？」をご紹介しています。

• 業者の選び方・悪徳業者に注意

• 稲沢市

2024/06/14

外壁塗装業者の中には、工事金額が適正であっても実は手抜き工事を行なっている悪徳塗装業者が数多く存在しています。
塗装業者の利益は、「工事金額 − 工事に必要な経費 = 利益」となっています。
そして、外壁塗装工事に必要な経費を無理に抑えることにより、その分の利益を出そうとする悪徳塗装業者が多数存在するのです。

ここでは、「稲沢市の悪徳外壁塗装業者が皆様を騙そうとする手口とは？」についてご紹介します。

見積もり金額が適正でも、手抜き工事を行う悪徳外壁塗装業者の手口とは？

それでは、工事金額は適正でも手抜き工事を行なっている悪徳塗装業者の手口を確認していきましょう。

外壁塗装業者の利益は、「工事金額 − 工事に必要な経費 = 利益」となっています。
そして、手抜き工事をして工事に必要な経費を抑えて、その分利益を生み出そうとする業者がいるのです.

それでは、具体的にいくつか手抜き工事の種類を見ていきましょう.

・外壁塗装の回数を減らす

一般的に、外壁塗装や屋根塗装は下塗り・中塗り・上塗りと、3回塗装する必要があります。
こうすると、壁面と塗料が簡単に馴染み、塗膜が外壁にしっかりと付着します。さらに、塗りを厚くしている分耐久性も上がります。

しかし、業者の中には、塗装回数を2回で収めようとする悪徳塗装業者がいるのです。
そして、2回塗りでは中塗りの工程がなくなります。
中塗りをなくすことで、作業する職人の人件費や塗料代を浮かせその分の利益を生み出そうとしているのです。

下塗りでは、専用の塗料が用いられるのですが、中塗り・上塗りは塗料が同じであることが殆どです。
そのため、3回塗りと2回塗りの仕上がりは、素人目には殆ど区別がつきません。

しかし、施工してから何年かたつとにその違いが明確になってきます。 外壁塗装・屋根塗装は、使用する塗料によって変わりますが、耐用年数は大体10〜15年程度です。
但し、10〜15年という年数は3回塗りをしっかりと施工した場合です。

塗装回数が足りていない場合、耐久性が落ち、耐用年数より早い段階で塗装が剥がれてしまいます。
見積書の項目に時は『下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り』と明記されているか確認するようにしましょう。

・外壁塗装の塗料を必要以上に薄める

塗装回数が3回であっても、その塗料自体が薄められていることもあります。
希釈の倍率は塗料ごとに定められているのですが、その倍率より多く塗料を薄めるのです。
塗料の希釈を本来の倍率より薄めると塗料の数を抑えることができ、その分経費を削減することができるのです。

しかし、実際の希釈より塗料を薄めてしまうと、当然ですが、本来の塗料の機能が発揮されません。
塗装回数を少なくした場合と同じく、耐用年数よりかなり早い段階で劣化が進んしまいます。
加えて、塗料が薄くなっているため、仕上がりにも悪影響がでてきます。

塗料を薄めるのは希釈時の行為であるため、見破るのは困難かもしれません。
そのため、見積書に必要な塗料の種類と使用量の項目が記載されているかどうか確認しましょう。
また、実際の工事の時も、どれぐらいの数量の塗料を使用したのか確認するのも良いかもしれません。

・工事期間を無理矢理短くして工事をすすめる

工事期間が短くなれば、当然その分の人件費も安くなります。
そのため、どう考えても不可能な予定を組み、塗装工事を無理矢理終わらせようとする悪徳業者が存在します。

短期間で無理に塗装工事を終了させるよくある例として、塗料が乾くまえに次の塗装をおこなうというものがあります。

外壁塗装は、現在塗ってある塗料が完全に乾ききった後に、次の塗料を塗るという工程になっています。
そのため、塗料が乾くのを待つという時間が必ず発生してしまいます。

その待ち時間を短くし、工期全体を短縮しようとする訳ですが、その分当然悪影響も発生します。
特に問題なのが、下塗りの塗料が乾く前に中塗りの塗料を使用し、その成分が混ざってしまうことです。
この2つの塗料の成分は全く異なるものなので、混ざってしまうと本来の塗料の機能が果たせなくなってしまいます。
また、通常の工期で行った外壁塗装の仕上がりと、工期を短縮した仕上がりを比較した時、見た目に殆ど差がないことも問題としてあるでしょう。
しかし、当然工期を短縮している分、耐久性は著しく低下してしまいます。

使用する塗料にもよりますが、各工程の塗料が乾き切るのに、丸一日はかかります。
下塗りがその日の夕方に終了し、次の日の朝に中塗りを始めていれば悪徳塗装業者の可能性が高いでしょう。

これらの対策として、塗装工事が始まる前に、一度塗装業者に工事のスケジュールを確認してみましょう。
そして、乾燥時間が一日確保されていない場合は、塗装業者にしっかりと尋ねるようにしみて下さい。

外壁塗装で手抜き工事を防ぐには？

ここまで、悪徳塗装業者のさまざまな手口を紹介しました。

どの手口も、外壁塗装の知識や経験がない素人目には判断することが難しいものばかりだったと思います。

悪徳塗装業者に騙されないため方法は、外壁塗装に関する知識を持つということです。

ただ、外壁塗装の専門的な知識を持たなければならないというわけではありません。
上記の様に、必要となる項目だけを把握しておけば良いのです。

こうした必要な知識を持っていれば、外壁塗装業者の工事に疑問をもった時、質問することが可能です。
誠実な業者であれば、丁寧にわかりやすく説明をしてくれることでしょう。
一方、悪質な外壁塗装業者であれば、外壁塗装の知識がある施主と思われ、粗悪な工事に対する抑止力となります。

外壁塗装業者の説明を聞くだけでなく、自身で最低限の外壁塗装の知識を持つことで、良質な塗装業者かそうでないかを見分けることができるのです。