外壁塗装工事の適切なタイミングは？

このページでは、「外壁塗装工事の適切なタイミングは？」をご紹介しています。

• 塗装の時期・タイミング

• 稲沢市

2024/06/14

外壁塗装を常に良好な状態で保つためには、適切なタイミングでの塗り替えが大切です。
適切なタイミングで塗り替えをするため、塗料の耐用年数を理解しておくことが必要となります。
同時に、外壁塗装で塗り替えのタイミングがわかる劣化のサインを見過ごさないことも重要となってきます。

ここでは、「外壁塗装工事の適切なタイミングは？」をご紹介します。

外壁塗装を行う適切はタイミングがわかる、外壁の劣化サインとその種類

外壁塗装を行うタイミングは、外壁に劣化が現れた時になります。
劣化のサインはいくつか種類があるので、それらについて紹介していきます。
もし、ご自宅に紹介した症状が見つかれば外壁塗装を検討するようにしてみましょう。

・外壁の劣化サイン：チョーキング

建物の外壁を指で触った時、白い粉状のものが手に着いた経験はないでしょうか？
これは「チョーキング」と呼ばれ、塗膜が紫外線により分解され、粉状になる状態のことです。

紫外線を浴び続けているている外壁・屋根にはチョーキングが付き物なのですが、この状態では、塗料が実際に持っている機能を果たすことができません。
防水性・耐久性といった本来の機能が果たされていないまま放置すると、外壁・屋根の劣化が進行してしまいます。
チョーキングは、一般の方であってもわかりやすい劣化のサインなので、一度住まいにチョーキングが発生していないか確認してみましょう。

・外壁の劣化サイン：クラック（ヒビ割れ）

外壁・屋根にひび割れが発生している状態を「クラック」といいます。
クラックは、地震の振動や台風の強風といった外的要因によりその建物に対して何度も負荷がかかり発生する現象です。

クラックを放置した状態にすると、その隙間より雨水が建物の内部へ侵入し雨漏りになる可能性があります。

また、ヘアクラックという髪の毛程の細さのクラックも存在するため、こちらも気をつけましょう。
ヘアクラックは、水分が建物内部に侵入すると寒暖によって凍結や膨張が繰り返され、内側からクラックを拡大させることもあります。

建物に大きな被害を与えないためにも、早めの修理・塗装が必要です。

・外壁の劣化サイン：塗膜剥がれ

外壁塗装に剥がれが見られる場合は、できる限り早急に塗り替えることをオススメします。
塗装剥がれは、下地の劣化や施工不良のため起こる現象です。
この状態をそのままにしておくと、外壁を外敵要因から守ることができず、材料の劣化が早まってしまいます。

さらに、雨水が塗装の剥がれている部分から建物内部へ侵入し、雨漏りにもつながってしまいます。
最悪の場合、建物内部に侵入した雨水が木材や鉄筋をを腐食してしまい、塗装のみでは対処が困難となり大掛かりな修繕工事が必要となります。

建物の高額な修繕費用を発生させないためにも、外壁の塗装剥がれが見つかった時点で早急に塗り替えることが大切です。

・外壁の劣化サイン：雨漏り

雨漏りが見られるということは、建物内部にすでに大量の水が侵入している状態と言えるでしょう。
劣化のサインとしては非常にわかりやすく、一刻も早く修繕しなければなりません。

屋根材の不具合により雨漏りが起こることも多く、こういった場合は屋根修理業者の出番となります。
しかし、塗膜の劣化により防水性が損なわれ、そこから建物の内部へと雨水が侵入するケースもよく見られます。

実際、雨漏りの原因を特定することは専門業者でないとかなり難しいです。専門家による建物の診断をうけ、外壁の塗り替え・屋根修理等のその状態にあった処置方法を伺って対応していきましょう。

・外壁の劣化サイン：外壁の汚れ（カビ・コケ・錆び）

外壁の汚れが塗り替えのサインとなる場合もあります。
外壁が汚れるのは当然では？と思われるかもしれませんが、カビ・コケまた錆びは、常時外壁に水分が付着した状態でないと発生しません。
そのため、以上のような汚れがある箇所は塗膜が劣化し、防水性が低くなっているかもしれません。
さらに、カビやコケはもともと多く水分を含んでいるため、外壁材の含水率が上昇し、外壁の劣化をさらに加速させる恐れがあります。

水分及び湿気は外壁・屋根に最も負荷を与えます。
外壁塗装を行う時は、隅々まで洗浄し、塗り替えを行ってもらうようにしましょう。