外壁塗装の工程
外壁塗装の工程
このページでは、「外壁塗装の工程」をご紹介しています。
2024/09/09
外壁塗装は、どんな業者を選んでもある程度決まった工程で進んでいきます。
工事が始まれば基本的には外壁塗装業者にお任せですが、ご自身でも工程を知っておいて損はありません。
工事の進捗をご自身でも把握できますし、例えば大きな音が出る工事には外出したりとスケジューリングが容易になります。
このページでは、「外壁塗装の工程」をご紹介します。
コンテンツ目次
このページで学べること
- ご自身でも工程を知っておけば、工事の進捗を把握できる上、スケジューリングが容易になる
外壁塗装の工程
外壁塗装工事はほとんどの場合、次のような順に沿って進んでいきます。
建物の現在の状況や周囲の環境によっては変わることもありますが、おおよそ次の通りです。
詳しく見ていきましょう。
外壁塗装の工程その1. 着工前に近隣へ挨拶回り
外壁塗装工事に着工する前に、近隣住民へ挨拶回りを行い、ご挨拶と工事のご説明をします。
事前に挨拶回りをするかしないかでも、近隣の方の心象は大きく変わるので大切な工程です。
同時に、足場を組み立てるための周辺確認も行います。
外壁塗装の工程その2. 足場組立・養生ネット設置
塗装作業をスムーズ且つ安全に進めるように、建物の周囲に足場を組み立てます。
その後、周囲に塗料が飛散するのを防ぐための養生シートを設置します。
外壁塗装の工程その3. 高圧洗浄作業
高圧洗浄機を使い、建物全体を洗浄していきます。
塗装面に汚れやカビ、コケが付いている状態で塗装を行なっても塗料がしっかり定着しません。
高圧洗浄する事で塗料がしっかり定着するので高品質な仕上がりになります。
外壁塗装の工程その4. 養生作業
窓ガラスや玄関扉など、塗装しない部分をビニールで養生し塗料が付着しないように保護します。
家の周辺、車、自転車、庭木なども養生シートで覆い保護します。
外壁塗装の工程その5. 下地・クラック(ヒビ)の処理
クラックと呼ばれる外壁のヒビがある場合、塗装前に補修処理を行います。
非常に大切な工程で、この作業を行わないと、塗装したとしても同じヒビ割れが発生してしまいます。
また、窓サッシの周りや壁の繋ぎ目のコーキングも、必要に応じて新しいコーキングに打ち替えます。
外壁塗装の工程その6. 下塗り作業
⑤の下地処理が完了すれば、いよいよ本格的な塗装作業に入ります。
まずは、塗装の第一段階にあたる下塗り作業です。
下塗りは、塗料を外壁に定着させる接着剤としての役割もあるので重要な工程です。
外壁塗装の工程その7. 中塗り・上塗り作業
下塗りが完全に乾燥すれば、塗膜の厚みを確保するための中塗り作業を行います。
そして中塗りが完全に乾いた後、最後の仕上げとして上塗り作業を行います。
外壁塗装の工程その8. 付帯部塗装作業
軒天、雨樋、雨戸・戸袋・シャッターのような付帯部分と呼ばれる箇所を塗装していきます。
外壁だけ綺麗にしても、付帯部を疎かにすると全体の仕上がりが綺麗に見えないので大切な工程です。
外壁塗装の工程その9. 養生の撤去
塗装作業が全て完了すれば、④で設置していた養生を取り外していきます。
外壁塗装の工程そ10. 立会い点検・手直し
施主の立会いのもと、全体の仕上がりをチェックしていきます。
もし、塗り漏れなど不具合があれば、その場で修正していきます。
外壁塗装の工程その11. 足場の解体・撤去
立会い点検で施主が工事に納得された後、足場を解体・撤去していきます。
外壁塗装の工程その12. 清掃作業
作業箇所周辺、建物周辺を清掃していきます。
ゴミのチェックはもちろん、塗料の飛散などがないかも入念にチェックしていきます。
外壁塗装の工程その12. 完工・引き渡し
ここまで全てが完了すれば、いよいよ綺麗になった建物の引き渡しとなります。