外壁塗装の工事期間
外壁塗装の工事期間
このページでは、「外壁塗装の工事期間」をご紹介しています。
2024/09/09
外壁塗装を行う場合は、家のすぐ周囲に足場を組んで作業を行います。
そうなると、外壁塗装業者がどれだけ気をつけても物音や匂いが気になる場合もあります。
日常生活にも影響が出る恐れもあるので、どれくらいの期間で工事が終わるのかは気になるところではないでしょうか?
このページでは、「外壁塗装の工事期間」をご紹介します。
コンテンツ目次
このページで学べること
- 外壁塗装にかかる期間は8〜12日程度が目安で、作業人数を増やしたとしても工事期間が縮まる事はない
- 外壁塗装工事については一年中いつもで行う事が可能だが、工期は雨などの天候に大きく左右される
外壁塗装の期間の目安
一般的な二階建ての戸建ての場合、屋根も含めた建物全体の外壁塗装にかかる期間は、8〜12日程度が目安とされています。
工事が始まると、足場の組み立て〜養生シート設置〜外壁洗浄でおよそ3日程費やし、その後塗装作業に移っていきます。
外壁塗装工事において、一現場につき塗装職人2〜3人で作業にあたりますが、仮にこの人数を増やしたとしても工事期間が縮まる事はありません。
というのも、外壁塗装において、「3回塗り」という言葉を目にした事はないでしょうか?
この「3回塗り」が、工事期間に大きく影響してくるのです。
「3回塗り」とは、「下塗り」「中塗り」「上塗り」という3回の塗装作業を指します。
この中の「中塗り」「上塗り」で塗料がしっかりと外壁に定着するように「下塗り」を行います。
これら3つの工程は、一つ一つが完全に乾ききってから次の工程に移らないと、塗料本来の性能を完璧に発揮できないのです。
ですので、下塗りに1日、中塗りに1日、上塗りに1日としっかり時間をかけて乾燥させます。
工事期間を決定するのは職人さんの腕もありますが、この乾燥時間によるところが大きいと言えますね。
しかし、悪質な外壁塗装業者の場合、塗料が完全に乾く前に次の工程に移ってしまい、工期や人件費を削減しようとします。
さらにひどい場合には、下塗りの次に中塗りを行わず、いきなり上塗りを行う事で工程を飛ばし、塗料代を浮かそうとするような不埒な業者も存在します。
工事期間については、工事前に業者にしっかりと確認しておき、可能であれば「今日はどの工程なのか?」と実際に確認してみると良いでしょう。
外壁塗装ができない気候・天気条件
上述のように、外壁塗装の工事期間を決めるのは「塗料の乾燥時間」が大きな要因となります。
そして、その乾燥時間を左右するのが「気温・湿度」です。
外壁塗装自体は一年中いつもで行う事が可能ですが、塗料メーカーから以下のような「塗装作業を避けるべき条件」というのも発表されています。
・気温が5℃以下
・湿度が85%以上
・雨や雪の日
もしもこの条件を無視し、強引に工事を進めてしまった場合、次のような症状を引き起こす恐れがあります。
・塗装面にヒビ割れや剥がれが生じる
・塗料の粘度が上がってしまうので、艶が出なかったり刷毛の跡が残る
東大阪の場合、冬季でも氷点下を下回るような日はほとんど無いので、外壁塗装工事については一年中いつもで行う事が可能です。
しかし、外壁塗装の工期は雨などの天候にも大きく左右されるもので、予定より工期が長くなる可能性がある点については覚えておきましょう。
しっかりした外壁塗装業者の場合は、地域の天候も考慮に入れた施工時期などのアドバイスをしてくれます。
外壁塗装で失敗しないコツは、工事を行う時期より業者選びにあるのです。