外壁塗装の塗料5種類の特徴・価格を徹底比較

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外壁塗装の塗料5種類の特徴・価格を徹底比較

このページでは、「外壁塗装の塗料5種類の特徴・価格を徹底比較」をご紹介しています。

2021/01/31

外壁塗装で使われる塗料は素材や性能ごとに見てみると非常に多くの種類があります。
しかし、建物の外壁に適した耐久性の良い塗料を選ばなければ、せっかく塗装をしたのにすぐに塗り替えないといけない事態にもなりかねません。
特に、外壁のヒビ割れ(クラック)は早めに対応しないと、建物下地を痛める大きな要因となります。

このページでは、各種外壁塗装の塗料5種類の特徴・価格についてご紹介しています。

外壁塗装の塗料はどのような材料で作られているのか?

外壁塗装の塗料はどのような材料で作られているのか?

塗料ごとの特徴や価格をご紹介する前に、まずは外壁塗装の塗料がどのような材料で作られているのかを見てみましょう。
外壁塗装の塗料に使用される材料は、主に以下の4つです。

① 顔料

塗料の色付けに使用されます。
ちなみに、透明色である「クリアー塗料」には顔料は使われていません

② 合成樹脂

塗料の耐久性を決定するのがこの合成樹脂です。
シリコンやフッ素など、合成樹脂の名前がそのまま塗料の名前にも使用されます。

③ 希釈剤

塗料はそのままでは粘性が高く、非常に塗りにくいため施工性が落ちてしまいます。
そこで、水やシンナーなどの希釈剤(薄め液)を使用して、塗料を溶かして塗りやすくします

④ 添加剤

合成樹脂とは別に、塗料に特別な機能・性能を付与する素材です。
塗装後の艶(つや)を調整する「艶消し材」、希釈剤とは逆に塗料の粘度を高める「垂れ止め剤」など、様々な種類があります。

この中で、耐久性に直結するのは「合成樹脂」になります。
建物に最適な塗料を選ぶためには、この「合成樹脂」の違いを知っておくとスムーズに塗料を選ぶことができるでしょう。

アクリル塗料の特徴や価格について

アクリル塗料の特徴や価格

アクリル塗料は、主成分がアクリル樹脂によって作られた塗料です。
光沢が強く発色も良い、さらに重ね塗りも容易で、主に家電や自動車などで使われています。

各種塗料の中で最も安価になりますがその反面、耐用年数は早くて3年、長くもっても10年未満と非常に短いです。
外壁に使用してもすぐに塗り替えが必要になってしまうので、近年では外壁用塗料として使用されることはほとんど無くなりました

アクリル塗料の価格相場

アクリル塗料の1㎡あたりの単価は、およそ¥1,000〜¥1,700です。
外壁塗装の塗料として主役になることはありませんが、最も安い塗料のため、頻繁に塗り変えるような箇所に使用すればコストパフォーマンスが良くなります。

アクリル塗料が適している建物・状況

・質よりとにかく工事費用を抑えたい
・数年ごとに小まめに外壁をリフォーム・メンテナンスしたい

ウレタン塗料の特徴や価格について

ウレタン塗料の特徴や価格

ウレタン塗料は、柔らかい素材であるウレタン樹脂が主成分であり、外壁材と塗料の密着性に優れています。
その柔らかな特性はモルタルやコンクリートなどと相性が非常に良く、密着性の他に弾力性にも富むので木材にも使用可能です。

硬度が高い塗料ではありますが、耐用年数は5〜10年と少し短めです。
また、光沢が強めなタイプが多く、「光沢が強い仕上がりはちょっと…」という方はウレタン塗料は避けた方が良いかもしれません。

ウレタン塗料の価格相場

ウレタン塗料の1㎡あたりの単価は、およそ¥1,500〜¥2,500です。
ウレタン塗料を使用した場合、塗り替えの周期が10年に1回程度になるので、価格面ではお手頃な塗料です。

ウレタン塗料が適している建物・状況

・外壁塗装の一般的な相場より工事費用を抑えたい
・塗膜の剥がれや劣化など、気になる箇所を部分的に補修したい

シリコン塗料の特徴や価格について

シリコン塗料の特徴や価格

シリコン塗料は、主成分がシリコン樹脂でできている塗料であり、近年の塗装現場において最も多く使用されている塗料です。
「機能や性能など、塗料選びに困っているなら安心・安定のシリコン塗料を」と勧める業者も多く、品質と価格のバランスが非常に良いコストパフォーマンスに優れる塗料になります。

価格だけでなく耐久性や耐水性も兼ね備えており、耐用年数は10〜15年程度です。
耐久性はもちろん、透湿性にも優れるので結露が起こりにくのも選ばれる理由の一つと言えるでしょう。

シリコン塗料の価格相場

シリコン塗料の1㎡あたりの単価は、およそ¥2,000〜¥3,000です。
安価と耐久性の両方を叶えたいという方におすすめな塗料です。

シリコン塗料が適している建物・状況

・低価格と耐久性の両方を実現したい
・多くの人が選んでいる安心の塗料を選びたい

フッ素塗料の特徴や価格について

フッ素塗料の特徴や価格

フッ素塗料は、主成分がフッ素樹脂でできており、非常に高い耐熱性・耐候性をもっています。
そのため、耐用年数も15〜20年とシリコン塗料を大きく上回ります

紫外線にも強く、汚れがついても雨で流れ落ちるので、長期間メンテナンスをしなくて済むのもメリットです。
ただし、費用が高くなりがちなので、一般住宅では外壁全てをフッ素塗料で行うケースももちろんありますが、屋根塗装のみに使用されるケースも多いです。

フッ素塗料の価格相場

シリコン塗料の1㎡あたりの単価は、およそ¥3,500〜¥4,500です。
機能によって価格が大きく変わってきますが、性能の分やはり他の塗料と比べて高額になります。
ただし、一度きりの工事費用で見ればコストがかかりますが、耐用年数が長いため今後の塗り替え周期などを考慮するとお得になる場合もあります。

フッ素塗料が適している建物・状況

・メンテナンスや塗り替えを極力行いたくない
・耐久性・耐候性の高い塗料で、家を長く快適に保ちたい

無機塗料の特徴や価格について

無機塗料の特徴や価格

無機塗料は無機物、つまり鉱物を主成分として使用しています。
無機物を使った無機塗料であれば、チョーキングや色褪せといった外壁にありがちなトラブルが起こりにくく、外壁が汚れにくいという利点があります
また、耐火性が高いのも人気の理由です。

ただし、無機物だけを使用すると塗膜が硬くなり過ぎるので、一般的に無機塗料と呼ばれている塗料は、無機物に少量の有機物を配合した「ハイブリッド塗料」です。
耐用年数は20〜25年と非常に長く、フッ素塗料より耐久性があるとされていますが、実際には配合する有機物がアクリルかシリコンなのかなどで変わってくるので注意が必要です。

無機塗料の価格相場

無機塗料の1㎡あたりの単価は、およそ¥4,000〜¥5,000です。
単価のみで考えると高額ですが、耐用年数が非常に長くなり塗り替え周期が延びるので、今後のメンテナンスも考慮するならば決して高いとは言い切れません。

無機塗料が適している建物・状況

・とにかく耐久性にこだわりたい
・建物の耐火性を向上させたい

外壁塗装の塗料5種類の特徴・価格を徹底比較 まとめ

ここまで、各種外壁塗装の塗料5種類の特徴・価格を比較してきました。
やはり性能が良くなればその分単価は高くなってしまいます。
しかし、一度きりの塗装工事ではなく、今後も見据えた長い視点でどの塗料を選ぶかが非常に重要です。
例えば、値段が安いからといって安価な塗料を選んでしまえば、他の塗料より早くに塗り替え時期を迎えてしまい、結局また高額な塗り替え費用が必要になってしまうでしょう。
塗料を選ぶ際には、現在の家にあとどれくらい住むのか?塗料が耐用年数を迎える頃に、他に大きな出費の恐れはないか?など、ご自身のライフプランを考慮した上で、外壁塗装業者に相談して最も適した塗料を選ぶようにしましょう。

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