外壁塗装の工程
外壁塗装の工程
このページでは、「外壁塗装の工程」をご紹介しています。
2025/01/07
外壁塗装は、どんな業者を選んでもある程度決まった工程で進んでいきます。
工事が始まれば基本的には外壁塗装業者にお任せですが、ご自身でも工程を知っておいて損はありません。
工事の進捗をご自身でも把握できますし、例えば大きな音が出る工事には外出したりとスケジューリングが容易になります。
このページでは、「外壁塗装の工程」をご紹介します。
コンテンツ目次
このページで学べること
- ご自身でも工程を知っておけば、工事の進捗を把握できる上、スケジューリングが容易になる
外壁塗装の工程
外壁塗装工事はほとんどの場合、次のような順に沿って進んでいきます。
建物の現在の状況や周囲の環境によっては変わることもありますが、おおよそ次の通りです。
詳しく見ていきましょう。
外壁塗装の工程:着工前に近隣へ挨拶回り
外壁塗装工事に着工する前に、近隣住民へ挨拶回りを行い、ご挨拶と工事のご説明をします。
着工前の挨拶回りをすることにより近隣の方の心象は大きく変わり近隣トラブルが起こりにくくする大切な工程です。
着工と同時に仮設足場を組み立てるための周辺確認も一緒に行います。
外壁塗装の工程:仮説足場組立・養生ネット設置
外壁塗装工事を安全かつ効率よく作業を進めるために足場の設置を行なっていきます。
単に足場といっても『クサビ式足場・枠組み足場・単管足場・吊り足場・先行足場・移動式』と現場の状況に合わせて使用してくる足場は変わってきます。
外壁塗装の場合は一般的にはクサビ式足場(凹凸が付いた金具をハンマーで打ち込み部材同士を接続する)が使用されることが多いです。
そのため金属性のクサビ足場は設置の際に金属音が周囲に響き渡るので近隣トラブルが起こる場合がありますので近隣には注意を払ってあげましょう。
その後、仮設足場の設置が完了したら養生シートを足場に上から下まで張り巡らせていきます。
外壁塗装の工程:高圧洗浄作業
高圧洗浄は漢字通り高圧力で一気に噴射される水で、建物全体の外壁のコケや長年の汚れを洗浄していきます。
高圧洗浄はある意味では下地調整の一部でここできちんと汚れを洗い流さないと水洗い不足が原因で塗装の剥がれや浮きによるトラブルが多くなります。
高圧洗浄の工程の時は必ず内側がら窓の鍵までしっかりしめて下さい。
もしも窓がしっかりと閉まっていまければ少しの隙間から高圧力で噴射された水が侵入する可能性があるので注意して下さい。
外壁塗装の工程:養生作業
雨戸のサッシや窓ガラスなど、塗装が付着してはいけない部分をビニールで養生し保護します。
近隣の、車、自転車、バイク、庭木なども養生カバーで覆い保護します。
外壁塗装の工程:下地処理
下地調整とは新しく塗る塗料をしっかりと密着させるために必要な前処理の工程です。
外壁塗装は下処理が最も重要な工程で高圧洗浄でも一部お話ししましたがコケや汚れを洗い流すのは当然のことで、その他にも外壁のヒビ割れ(クラック) の処理や窓枠などのコーキングの処理など様々な下処理を行います。
外壁塗装の工程:下塗り作業
下地処理が完了すれば、ここから外壁に塗料を塗り始めていく工程に入ります。
まずは、塗装の第一層目にあたる下塗り作業です。
接着剤のような意味で塗られることが多い下塗りは上から塗る塗料をしっかりと接着させることが目的です。
外壁塗装の工程:中塗り・上塗り作業
中塗りは塗膜に厚みをつけるのが目的なので、下塗りが完全に乾燥してから塗装していきます。
このとき下塗りが乾燥してなかったら塗料の剥がれの原因になりますので完全に乾くまで待ちます。
中塗りが完全に乾いたのを確認したら、最後の仕上げに上塗り作業を行います。
上塗りは外壁塗装の1番メインの塗装で完成時の見た目の仕上がりに大きく関係してくるので高い技術が求められます。
外壁塗装の工程:付帯部塗装作業
外壁や屋根と一緒にその他の『笠木・雨樋・雨戸・戸袋・軒天・破風板・鼻隠し』などの付帯部分も塗装していきます。
付帯部分も外壁と一緒に塗装してあげないと色のバランス的におかしくなり外見が綺麗に見えなくなるので大切な工程です。
外壁塗装の工程:養生の撤去
塗装作業が全て完了したら雨戸のサッシや窓ガラスなどの全ての養生を撤去します
外壁塗装の工程そ:立会い点検・手直し
養生の撤去が終わりもう一度塗り残しや飛び散った汚れがないか確認した後、施主に立会って頂き全体の仕上がりを確認してもらいます。
外壁塗装の工程:足場の解体・撤去・清掃作業・完工・引き渡し
最後に外壁塗装するために御自宅を覆っていた仮設足場と養生シートを解体して徹去後、始めて御自宅が全体的に見れるようになります。
解体が終われば御自宅や近隣の掃除をして綺麗になった状態で引きわてして工事が終了します。