ベランダの塗装
ベランダの塗装
このページでは、「ベランダの塗装」をご紹介しています。
2025/01/07
ベランダ、バルコニーといった屋外で雨風にさらされている場所は劣化が激しいものです。
しかし、ベランダの塗装が劣化したまま放置していると雨漏りの危険や、最悪の場合では建物自体に被害が出て大幅な修繕や改築をする必要が出てきます。
そうなる前にしっかり塗装をして、ベランダの安全を保ちましょう。
ここでは、「ベランダの塗装」に関しての知識、費用相場などをご紹介しています。
コンテンツ目次
ベランダには防水工事が必要?
ベランダやバルコニーなど屋外にある部分は、常に雨風などの外部的要因によってダメージを受けていますが、その中でもベランダに一番大きなダメージを与えるのが「水」です。
この「水」は主に雨になりますが、汚れを含んだ雨は酸性雨となり強い酸性を持っています。
酸性雨はコンクリートでさえ溶かしてしまうので、通常の塗装はひとたまりもありません。
すぐにひび割れ・剥がれなどが起きやすくなります。
塗装によって酸性雨や水からのダメージを減らすことで、劣化を防ぐことができます。
この「水」から建物を守ってくれる塗装が防水塗装です。
あなたのベランダやバルコニーの状態はどうでしょうか、小さなひび割れや塗装が剥がれていたりしませんか?
小さなひび割れと油断してはいけません。
この小さなひび割れから漏れる雨水が、大切なお家を傷つけるダメージになってしまいます。
ベランダを塗装すべき時期の目安
防水塗装は防水層とトップコートの2つの層があります。
塗装の塗り替えが必要な時期の目安もそれぞれの層によって異なります。
大まかにトップコートは5年、防水層の塗り替えは15年おきにした方がいいと覚えておきましょう。
ただし、以下の項目に当てはまる場合は早急にトップコートだけでも塗り替える必要があります。
・雨漏りしている
・ヒビがある
・表面を触ると手に粉がつく
・一部剥がれがある
ベランダの塗装はなるべく早いスパンで塗り替えた方が結果として費用が安くなることが多いです。
何故ならトップコートよりも防水層、防水層よりも構造用合板の方の修繕費が高いからです。
より安い段階で修繕をして内部の損傷を防ぎましょう。
ベランダ防水工事の種類
一般的にベランダの防水工事には3種類あり、FRP防水、液体防水、シート防水と分かれます。
戸建(木造)のベランダやバルコニーの場合は、ほとんどがFRP防水かウレタン防水ですが特に多いのはFRP防水です。
それぞれの技術や施工方法が全然違います。
FRP防水とは、ガラス繊維のシートを接着剤で固くする事で、ポリエステル樹脂とガラスマットで構成されている防水層を造り、船の底と同じ様な材質にします。
屋上などの大きな面積の場合はFRP防水ではあまり行わず、シート防水かモルタル防水で行います。
逆にベランダ防水工事の様な狭い場所に対する防水工事はFRPがおすすめです。
FRPは耐久性は抜群に良いですが、デメリットとして「とがった物」でぶつけたり、重たいものを乗せたりすると、短時間で破損する場合がありますので注意が必要です。
ベランダ塗装の費用相場
ベランダの防水塗装の費用相場は以下のようになります。
トップコートのみの修繕 3〜5万円
トップコートと防水層の修繕 10〜20万円
構造から全ての修繕 35万円〜