外壁塗装を塗り替えるべき正しいタイミング
外壁塗装を塗り替えるべき正しいタイミング
このページでは、「外壁塗装を塗り替えるべき正しいタイミング」をご紹介しています。
2024/06/10
コンテンツ目次
外壁塗装を塗り替えるべき正しいタイミング
外壁塗装は塗り替えのタイミングが難しいです。
「まだ大丈夫」と思っていても、実はかなり深刻な状態になっている家庭もあるでしょう。
塗り替えが早い分には問題ありませんが、遅いと家の寿命を短くしてしまう原因にもなります。
このページでは、外壁塗装における塗替えのタイミングについて説明します。
外壁塗装を塗り替えるタイミングの調べ方
では、どのように外壁塗装の塗替えタイミングを見ていけばよいのでしょうか。
塗り替えのタイミングを知るためにも以前の施工内容を確認する
まず知っておきたいのは、前回の施工内容です。
塗料によってその耐用年数は大きく変わります。
例えば、アクリル系の塗料の耐用年数は、4年から7年ほどですが、フッ素系塗料を使用している場合は15年から20年が耐用年数になります。
もちろんこれらはあくまでも目安であり、必ずその期間耐えられるという保証があるわけではありませんが、把握しているか否かでかなり変わってきますので、以前の見積もりなどがあれば確認しておきましょう。
次に現在の外壁の状態を確認
実際に、外壁の状態を確認していきましょう。
外壁は経年劣化によって徐々に症状が出てきます。
一般的な変化としては、最初に
・チョーキング
・色あせ
といった症状が出ることが多いです。
色あせは、毎日見ていると中々変化がわかりにくいと思いますが、チョーキングは非常にわかりやすいです。
チョーキングとは、外壁を手で触った時にチョークの粉のようなものが手につく症状のことです。
この状態であれば、施工を急ぐ必要はないでしょう。
さらに時間が経つと、カビやサビなどといった症状が出るようになります。
場所によっては苔などが生えることもあるでしょう。
こういった状態になるようであれば、既に本来の外壁塗装の機能が失われつつある状態ですので、塗替えを検討する必要があるでしょう。
その次に現れる症状としては、塗装が剥がれ落ちたり、外壁にヒビが入るといった状態になります。
この状態を放置すると、家の内部に水が侵入する可能性もあり、非常に危険です。
意外かもしれませんが、雨漏りの原因は屋根だけではなく、こういった外壁部分からも起こり得るのです。
そのため、しっかりとチェックしておきましょう。
理想は3年から5年に一回チェックする
外壁塗装の状態をチェックするのは、一見すると簡単に思えるかもしれませんね。
しかし、普段は見えない部分に破損があれば、それが雨漏りの原因になることもあるのです。
例えば、台風などの影響で小石が飛んできたことにより、部分的に破損している箇所があったり、コーキング材などの劣化は、素人が確認しても見つかりにくいでしょう。
しかし、それらを放置しておくのは、長期的に見ると危険なのです。
そのため、3年から5年に1回程度、プロの職人さんに状態をチェックしてもらうのがおすすめです。
優良な施工業者さんであれば、雨漏り調査を無料でやってくれる所もあります。
また、プロの職人さんであれば外壁の状態だけではなく、一緒に屋根の状態も見てくれる可能性が高いです。
一般的には外壁塗装と屋根塗装をまとめて依頼することで金額的にも安くなりますし、もしも気付かない部分が破損していた場合、事前に雨漏りを防ぐことになりますので、家の寿命を考えると定期的な確認は非常に大切になります。
それ以外にも、塗料メーカーなどもどんどんと新しい塗料を出しているため、新しい塗料に変えれば機能的に大きなメリットがあったり、場合によっては助成金などが得られ安く施工が出来るというケースもあるのです。
そういった事も含め、是非一度プロに相談をしてみてはいかがでしょうか。