屋根の塗装
屋根の塗装
このページでは、「屋根の塗装」をご紹介しています。
2024/06/11
屋根塗装とは、その言葉の通り屋根に塗装することをいいます。
屋根の塗装・リフォームは、大切な家の耐久性の向上につながる大切なことです。
最近では美観はもちろんですが、いろいろなメリットを求めて屋根塗装をされている方も増えています。
ここでは、「屋根の塗装」に関しての知識やメリット、費用相場をご紹介しています。
コンテンツ目次
屋根塗装とは
屋根は、建物を風雨から守るために必要不可欠なものです。
しかし、屋根は毎日紫外線や雨風などのダメージにさらされています。
そのため、屋根は建物の中でも最もダメージが多く劣化しやすい箇所といえます。
屋根が経年による劣化や、外的要因によってダメージを受けると、雨漏りのリスクが生じてしまいます。
そのため、定期的に塗り替えを行い、常に丈夫で美しい屋根を保ち続けておかなければなりません。
屋根の状態を最適に保つために必要なのが屋根塗装です。
塗装が必要な屋根材と必要でない屋根材
屋根塗装の必要性は上記でお伝えしましたが、すべての屋根に塗装が有効かというと、実はそうでもないのです。
屋根材によっては塗装が有効(必要)な屋根と、必要ではない屋根があります。
・塗装が必要な屋根
経年と共に劣化が目立つ素材は、定期的に屋根塗装工事をする必要があります。
金属屋根・スレート・コロニアル・セメント瓦・モニエル瓦などが該当します。
事前に、自分がお住まいの屋根材を確認しておいた方が良いでしょう。
・塗装が不要な屋根
素材の中には屋根塗装が必要のないものも存在します。
それは日本瓦で、日本瓦は耐久性に優れています。
耐久年数が100年以上とされる日本瓦は、塗装を行う必要がありません。
屋根塗装をすべき時期とは
「屋根塗装が必要なのはわかったけど、いつ屋根の塗装を行えばいいの?」と思う方も多いでしょう。
適切なタイミングを逃さないためにも、耐久年数や劣化のサインなどについて詳しくチェックしてみてください。
・耐久年数
屋根の素材によって耐用年数が異なります。
耐用年数を迎えた時が、塗り替えに適したタイミングと言えるでしょう。
主な屋根素材の耐用年数は以下のようになります。
・スレート屋根:約10年
・板金屋根:約10年
・銅板屋根:約30年
・劣化のサイン
劣化の予兆は必ずどこかには現れるものです。
サインを見逃さないためにも、どのような劣化症状が起きるのか、知っておきましょう。
主な劣化のサインは以下のようになります。
・ひび割れがある
・苔(こけ)が生えている
・金属部分が腐っている
・雨漏りしている、または跡が見つかる
・色が褪せている
ただし、屋根にのぼって確認するのは危険ですので、修理業者に依頼して屋根の状態をチェックしてもらったほうがいいでしょう。
・雨漏りなどの不具合
天井から雨漏りしている場合、大体の原因は屋根と考えて良いでしょう。
雨漏りが発生した場合、早急に塗り替え工事をして雨漏りを防がないといけません。
雨漏りを放置してしまうと、屋根のみでなく建物全体の耐久性が落ちてしまい、大規模なメンテナスが必要な恐れも出てきてしまいます。
屋根塗装のメリット
屋根を定期的に塗り替えることで、5つのメリットが得られます。
① 防錆性が高まる
棟板金やトタン屋根などのサビの発生を抑えます。
② 防水性が高まる
現在の雨漏りを止める事はできませんが、将来の雨漏りに対するリスクが低減されます。
③ 屋根材が保護できる
スレートや金属部分の腐食が防止でき、屋根の葺き替え工事が不要、または延期できます。
④ 抗菌性が高まる
スレートのコケや、屋根下地部分のカビを抑えます。
⑤ 遮熱性・断熱性が高まる
夏場は屋根表面から屋根裏や2F室内への熱が伝わりにくくなり、室温の上昇を抑えます。(遮熱性) また 冬場は室内から屋根表面への熱も伝わりにくくなり室温の下降を抑えます。(断熱性)
相模原市の屋根塗装の費用相場
屋根塗装の費用相場を、塗料と建坪別で出しました。
屋根の形や使用する塗料で屋根面積が大きく変わるので、あくまでも目安として覚えておきましょう。
シリコン系塗料 10年~15年 35万~45万円
フッ素系塗料 15年~20年 45万~60万円
遮熱塗料 10年~15年 35万~55万円
断熱塗料 10年~15年 35万~55万円
屋根塗装の費用相場は40~60万円
一般的な2階建住宅の場合(塗り面積50~80㎡・足場費用込)