東京での外壁塗装業者選びは、悪徳塗装業者にご用心!
東京での外壁塗装業者選びは、悪徳塗装業者にご用心!
このページでは、「東京での外壁塗装業者選びは、悪徳塗装業者にご用心!」をご紹介しています。
2021/01/30
外壁塗装には高額な費用がかかるため、多くの方が慎重に塗装業者を選んでいることでしょう。
しかし、どんな時代にも悪徳業者というものは存在し、もちろん外壁塗装業界も例外ではありません。
人口の多い東京では外壁塗装業者の数も他県より多いですが、その分悪徳業者も多いのが実情です。
このページでは、悪徳塗装業者に騙されないようにするための方法についてお話します。
コンテンツ目次
東京の外壁塗装業界における悪徳塗装業者の特徴とは?
では、悪徳塗装業者にはどのような特徴があるのでしょうか。
実例と共に見ていきましょう。
訪問販売・飛び込みによる営業
悪徳塗装業者に非常に多いのが、訪問販売・飛び込みによる営業です。
悪徳塗装業者は、その雑な施工品質から、施工をしたとしても顧客からの評価を得られることはありません。
きちんとした塗装業者であれば、口コミなどで紹介してもらえる可能性もありますが、悪徳業者にはそれがないので常に新規開拓をする必要があります。
そのため、常に訪問販売・飛び込みによる営業を行い、仕事を取ってこようとするのです。
また、突然訪問して何の準備もない施主に対し、今の状態がいかに危険かということを繰り返し話し、すぐにでも施工しなければいけないと迫ってきます。
こういった営業方法では不安に感じる人も多いようで、悪徳塗装業者の常套手段となっており、消費者センターへの相談の電話件数は年々増加傾向にあるようです。
すぐにでも契約させようとする
悪徳塗装業者にとって、「相見積もり」を取られるのは都合が悪いです。
詳細な見積もりを出してくる塗装業者と競合すれば、悪徳塗装業者の施工内容に粗が見つかってしまします。
また、悪徳塗装業者の見積もりを他の優良塗装業者に見られると
「〇〇の項目の内容が変なので確認したほうが良い」
などと、都合の悪い質問をされる可能性が高まります。
そのため、悪徳塗装業者ほど相見積もりを取らせず今すぐに契約するように迫ってきます。
手法としては、
・今すぐ契約してくれれば安くする
・今日までキャンペーンをやっているので、仮契約だけでもしてほしい
などがありますが、安易に契約するのは絶対にやめましょう。
口約束であっても約束してしまえば、「契約すると言いましたよね?」と他の業者を検討しただけでも最悪の場合「違約金」を請求されるケースもあります。
そのため、どんなに良さそうな見積もり内容であってもすぐにその業者に決めるのではなく、まずは相見積もりを取ってみることをおすすめします。
塗装工事の見積もりの内容が曖昧
悪徳塗装業者ほど、見積もりの内容が雑になっています。
本来、細かく記載されているべき施工内容を
「外壁塗装一式」
などのように、まとめて表記している可能性もあります。
もしも一式での表記がされていた場合には、しっかりとその内容を説明してもらい、契約後に追加でかかる費用などがないかを確認しておきましょう。
事例に見る悪徳塗装業者の手口とは?
では、実際にどのように悪徳塗装業者の被害にあうのでしょうか。
今回は、消費者センターに実際届いた案件を元に見ていきましょう。
実際にあった悪徳塗装業者による被害詳細
この案件は、平成29年の8月に起こったもので、施工業者からの訪問販売によって営業がなされました。
自宅の外壁塗装を勧められ、
「光触媒の塗装で15年保証」
「3~5ミリの厚さで塗装する」
などの説明を受け、看板を付けさせてくれれば宣伝になるため、337万円の工事を140万円まで値引きするという条件だったため施主は契約をしたようです。
頭金の200,000円を支払い、残りの金額は72回の分割にしました。
しかし、実際に施工をしてもらったところ塗膜は薄く、壁全体に無数のピンホールがあったと言います。
ピンホールとは外壁に1mm~3mm程度の小さな穴が開くもので、正しい手順で施工がされなかった時に起きるものです。
ピンホールがあると雨水の侵入の危険性が増すため、工事完了の書類にはサインをせず再塗装を依頼したようです。
しかし、施工業者はそのピンホールを既存の壁の影響であると主張。
既存の壁の状態に影響されることは、書類に書いてあったとして再塗装を受けなかったようです。
また、書類に不備があったとしてクーリング・オフを請求したようですが、それに関しても応じなかったため消費者センターに相談をしたようです。
訪問販売・極端な値下げは悪徳塗装業者の常套手段
この案件では、訪問販売による営業活動がされていました。
また、337万円が140万円になったのですから、実に200万円近い値下げがされています。
前述したように、これらは悪徳塗装業者の常套手段になります。
因みに、この見積もりの詳細は公開されていませんのでわかりませんが、施工内容は元々140万円でも充分にできる内容であった可能性は高いです。
それをわざと337万円と高く言うことで、あたかも割引をしたように感じさせているという事も充分に考えられます。
そうならないためには、事前にその地域の外壁塗装の相場金額を調べておくことが重要でしょう。
保証やアフターサービスについて事前に塗装業者に確認しておく
この案件では、「光触媒の塗装で15年保証」などと言っているにもかかわらず、直後の再塗装は受けてもらえませんでした。
また、再塗装についての規約が書かれていたかはわかりませんが、ピンホールに関しては事前に契約内容を確認しておけば防ぐことが出来た可能性があります。
そもそも悪徳塗装業者は施工後に対応が非常に悪くなる可能性が高いですが、トラブルにならないように契約の前に保証やアフターサービスについて確認しておくと良いでしょう。
誓約書などの書類に、細かい内容が記載されていればなお良いでしょう。
・アフターサービスを受けるための条件があるのか
・保証は例外があるのか
・どの程度の内容なら対応してくれるのか
など、できるだけ詳細に確認しておきましょう。
まずは相見積もりを取って優良塗装業者を選ぼう
悪徳塗装業者に騙されないための基本は、相見積もりを取ってその内容を比較することです。
「A社には含まれているのにB社には含まれていない項目がある」
といった違いを確認していくことで、悪徳塗装業者の粗を見つける事が出来ます。
特に、金額に関してはきちんと確認しておきましょう。
優良塗装業者を選ぶポイントとして、「職人直営店」を選ぶのがお勧めです。
営業活動をしている会社と施工をする会社が別の場合には、それだけ多くの経費がかかっています。
特に人件費は、経費の中でも非常に大きな割合を占めます。
職人直営店の場合にはこういった無駄な人件費がかからない分、適正な価格での対応をしてくれる可能性が高いです。
また、職人直営店の多くが、見積もりの内容などを直接職人さんに聞くことが可能です。
当然、職人さんですので内容には詳しい訳ですが、現地調査の内容やなぜその工事が必要になるのかといった大切な部分を直接聞けるので、安心して塗装工事を任せることができるでしょう。