外壁塗装の費用と価格相場を徹底解説!

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外壁塗装の費用と価格相場を徹底解説!

このページでは、「外壁塗装の費用と価格相場を徹底解説!」をご紹介しています。

2024/06/14

外壁塗装は、住まいをメンテナンスする上で特に金額が高くなる工事です。
大きな出費になるので、なるべく安い金額で済ませたいとお考え方も多くいらっしゃいます。

このページでは、外壁塗装の種類とその費用相場を皆様にお伝えします。
詳細な金額を知ると、外壁塗装業者を選ぶ時の判断基準にもなるでしょう。

外壁塗装の費用の割合

はじめに、外壁塗装工事の費用には、どういった項目がありその割合がどれぐらいかを確認していきましょう。
以下が一般的な割合となります。

・人件費:30%
・材料費:20%
・足場費用:20%
・その他:30%

具体的には、人件費は職人の作業工賃、材料費は塗料代金です。
また、足場費用は足場の組み立て・解体費用になります。
その他費用には、工事中に業者が車をパーキングに停めておく駐車場代や工事に別途許可が必要な時の許可申請費用等です。
また、塗装工事に必要な値段の安いマスキングテープといった備品については、材料費かその他費用のどちらに含めるか業者によって異なります。

基本的にははその他費用の内訳も細かく出してくれる業者が殆どですが、中には「その他費用 : 〇〇円」と大雑把ににまとめて見積もりの提出をする業者も存在します。
このような場合は具体的な内訳も含めて確認しておいた方が良いでしょう。

見積もりの中に不明な金額があると、後にトラブルの原因となってきます。

上記が一般的な費用割合とその詳細になります。

一方で、各項目の割合が、大きく相場と異なる場合があります。
こうした場合は、工事に携わる職人の人数が多くなり人件費が高くなっている・高価な塗料を使おうとしている等が考えられるので注意が必要です。

工事金額の総額は、塗装箇所の面積であったり使用する塗料の種類によって異なります。
しかし、工事金額の割合は大きくは変わりません。
外壁塗装する面積が小さくなると人件費も少なくなり、使用する塗料も少量ですむため、工事金額の割合自体はは大きく崩れることは無いのです。

外壁塗装の見積書にある各項目の費用割合を、時間をかけて確認することが大切です。

外壁塗装に使う塗料の価格相場

次に、外壁塗装・屋根塗装の塗料の価格相場を確認しましょう。

各塗料の種類ごとの㎡あたりの単価相場です。

・アクリル系:1,100円/㎡
・ウレタン系:1,900円/㎡
・シリコン系:3,000円/㎡
・フッ素系:4,000円/㎡
・遮熱、無機塗料などの特殊なもの:5,300円/㎡

次に、各塗料の大体の耐用年数を紹介します。

・アクリル系:4~7年
・ウレタン系:6~10年
・シリコン系:8~15年
・フッ素系:15~20年
・無機塗料、遮熱など特殊なモノ:15~20年

塗料メーカーの違いによって多少の金額の高い低いはありますが、概ね以上の様な金額になります。
また、塗料の種類によっては、倍以上も価格に差があることが分かると思います。
もちろん価格が高額になると、いろんな性能が付加され高性能な塗料となり、耐用年数もその分長くなります。
しかし、外壁塗装では、値段の高い低いが塗装の良し悪しを決めるわけではないのです。

大切なことは、ご自身の目的に合い、その住まいに適した塗料を選ぶということです。
また、外壁や屋根、付帯部など各箇所に使用する様々な塗料の耐用年数を統一することも、住まいを良い状態に保つ上では重要になってきます。

例として、外壁に汎用のウレタン系塗料、屋根はフッ素系塗料を使用するとしましょう。
ところが、ウレタン系とフッ素系は耐用年数が大きく異なるため、次回の塗り替えでは外壁と屋根を別々に塗装することになってしまうのです。

一方、「外壁が耐用年数を迎えたとき、屋根の塗り替えれを行えば良い」と考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、これでは屋根の耐用年数が残った状態で塗り替えることになるので、最初の段階でフッ素系塗料を使うのはもったいないのです。

始めから使用する塗料の耐用年数を揃えておくと、耐用年数がバラバラになることがありません。
同時に各箇所の劣化が始まるため、塗り替えのタイミングが理解しやすくなります。
さらに、外壁塗装及び屋根塗装は同じタイミングで施工したほうが費用面でもお得になり、工事も一度で済むのでその点も良いといえるでしょう。

ここで注意すべき点は、「オリジナル塗料」を業者が勧めてきた場合です。

稀にですが、塗装業者が「これは自社のオリジナル塗料で、他のメーカーが販売してる塗料と比べ、耐用年数が非常に長いです!」と、全く聞いたことない塗料を勧めてくる場合があります。
悪徳業者は塗料の見積もり項目で金額をごまかす・経費を浮かせようとすることが多いです。
オリジナルという名目であったとしても、実は大手塗料メーカーの塗料を薄めたもの・現場で余った塗料を混ぜたものなど粗悪品も多くあるのです。

大切なお住まいに対する塗装であるため、どういった種類が使用されているか理解しておく方が安心できると思います。
大手メーカーの商品であれば、性能や価格を調べることも可能です。
そして、オリジナル塗料を勧めてくる業者には注意しましょう。

外壁塗装における足場の費用相場

外壁塗装や屋根塗装を施工する時は、足場設置は必須です。

足場を設置する目的は、職人さんが手元でより作業をしやすくなるという利点もありますが、高所で作業を行う職人さんの安全確保が第一の目的となっています。
工程の仕上がりにも結びつくため、職人さんの事故をなくし安全な作業のための必要経費と考えましょう。

また、一般的に、足場を設置すると同様に、足場の鉄筋を活用して塗料の飛散を防止するための養生ネットを張ることが多いです。
養生ネットの設置も、 工事の際近隣の方々に迷惑をかけないようにするため、非常に大切な作業になります。

足場設置の費用は、1㎡あたりの単価は以下のようになります。

・足場:600~800円/㎡
・ネット:100~200円/㎡

単価だけを見るとわかりにくいかもしれませんが、一般的な2階建ての戸建住宅では足場費用が約15〜20万円になります。
工事全体の費用を見た時、意外に費用の占める割合が多いと感じるのではないでしょうか?

こうしたことから、訪問営業で「今だけ足場代が無料です!」と謳い契約を結ぼうとする悪徳塗装業者も存在しています。
足場は前述したとおり、外壁塗装では設置が必要です。
足場の費用は15〜20万円と高額ですが、その値下げ分の費用はどのようにして補填していくのでしょうか?

その補填方法は、人件費・塗料代金等の項目を、相場より高く値段設定するのです。
つまり、お得に思わせるために「足場代が無料」といって契約を結ばせ、後にお得でも何でもない請求するといった契約です。 こうした営業を行う不誠実な塗装業者は、大切な住まいの工事に携わるべきではないので気をつけましょう。

外壁塗装における高圧洗浄価格の相場

外壁塗装では、塗装前の高圧洗浄が非常に大切です。
高圧洗浄せずに外壁塗装しても、塗料が確実に外壁に定着しません。
そのため、耐用年数を迎える前に塗膜が剥がれるというような不具合の原因になります。

高圧洗浄の相場は、100~300円/㎡です。

見積もりの際に、作業内容の中に含まれているかどうかしっかりと確認しましょう。
施工中も業者が高圧洗浄を行っているかチェックするとより良いと思います。

外壁塗装における養生費用の相場

養生は、塗装部以外の箇所に塗料が付着するのを防ぐためビニールシートなどで保護する作業です。
地味な作業になりますが、綺麗に工事を仕上げるためには必要不可欠な作業です。
この作業を怠ると「お隣さんの敷地にペンキが付いてしまった」といったトラブルの原因にもなりかねません。

費用相場は、 250~400円/㎡
となっています。

外壁塗装における工事費用総額の相場

ここまでは塗装工事の各項目の金額について見てきましたが、合計した全体の金額はどれぐらいになるのでしょうか?
結論から言うと、外壁塗装の全体の価格相場を出すことは困難です。
住まいごとに塗装面積も違えば、使用する塗料も異なってくることが大きな理由です。

例としては、一般的な2階建ての戸建住宅の場合、塗装する面積は約200㎡になります。
それを、㎡単価が1,100円のアクリル系を使えば塗料代は22万円になりますが、㎡単価が5,300円の遮熱塗料を使えば塗料代は53万円になります。

そして、塗装面積が同じであっても塗料の種類が違うと最大で30万円程の価格差が発生するのです。

しかしそれでは参考にならないので、一般的な2階建ての戸建住宅に絞り、実際に行われた外壁塗装の工事代金を調べてみました。
すると、やはり工事代金に大きく隔たりがあるものの、2階建て戸建住宅では80万円~120万円が外壁塗装における工事金額の相場になります。

上述のとおり、塗装面積・使用する塗料・さらには現在のお住まいの状態によっても工事代金は変動します。
一方、80万円~120万円の金額であれば、適切な工事代金と言えるでしょう。

その上で、この価格帯よりも明らかに安過ぎる・高過ぎる場合には注意が必要です。
工事金額が極端に安い場合は手抜き工事、極端に高い場合はぼったくり工事をまず疑いましょう。

外壁塗装は、お住まいを長く適正な状態に保つために必要な工事です。
大切なお住まいのために、ある程度の出費がかかると考えておくことが賢明です。
見積もり金額が安い業者に目が行きがちですが、安い金額には当然裏があります。
外壁塗装はを多額のお金がかかりますので、安物買いの銭失いにならないよう気をつけましょう。

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