外壁塗装の塗り替え時期
外壁塗装の塗り替え時期
このページでは、「外壁塗装の塗り替え時期」をご紹介しています。
2024/09/09
外壁は普段から雨風、紫外線、排気ガスなどの外的要因による影響を受け続けており、ヒビ割れや亀裂、剥離といった劣化がいつかは生じます。
ですので、外壁塗装は定期的な周期で塗り替えを行い、常に外壁を守る機能を保たないといけません。
それでは外壁塗装の最適な塗り替え時期はいつなのでしょうか?
このページでは、「外壁塗装の塗り替え時期」をご紹介します。
コンテンツ目次
このページで学べること
- 新築から初回の塗り替えは10年前後、2回目以降の塗り替えは10〜15年が目安となる
- チェック項目のような症状が起こっていれば、塗り替え時期を迎えたと考えて良い
外壁塗装の塗替え時期について
外壁塗装の塗り替え時期の目安は、一般的には10年前後とされていますが、実際には建物の状況や塗料の耐用年数によって異なってきます。
一般的に10年前後とされている理由として、新築時に使用される塗料は耐用年数が10年前後と短い事が多いからです。
一方、外壁塗装の塗り替えに使用される塗料の耐用年数は15年と、少し長めに設定されています。
ですので、外壁塗装の塗り替え時期の目安として、新築から初回の塗り替えは10年前後、2回目以降の塗り替えは10〜15年を目安にすると覚えておきましょう。
外壁塗装は建物の美観を回復するのも目的の一つですが、何より外壁を外的要因から守り、お家を長持ちさせるための大事な工事です。
普段から外壁塗装の状態をチェックしておき、塗り替え時期を見逃さない事が大切な家を守る事に繋がるのです。
耐用年数以外にも、以下の症状が現れ始めると塗り替え時期を迎えたと考えて良いでしょう。
チェック項目のような症状が起こっていないか、ぜひご自宅をチェックしてみてください。
外壁塗装の塗替えチェック項目
チョーキング
外壁を指先でなぞった際に、チョークのような白い粉が指につくと「チョーキング」という状態になっています。
「チョーキング」は、外壁塗装の防水性が薄くなっている、失われている状態に起こる症状です。
クラック
外壁にヒビが入っている状態を「クラック」と呼びます。
「クラック」が発生している状態を放置すると、雨水などがそこから侵入する恐れがあり、カビの発生や雨漏りの原因となります。
爆裂
雨水がコンクリートの内部に侵入してしまうと、内部の鉄筋に錆びが生じます。
「爆裂」とは、錆が生じるとコンクリートが膨張して押し出された状態になり、その圧力で外壁が剥がれ落ちてしまう症状です。
コケやカビの発生
建物の中で湿気が多い部分にはカビやコケが発生する場合があります。
そうなると、塗膜の劣化が進んでおり防水性が薄くなっている可能性があるので、早めの塗り替えが必要です。
汚れ
経年と共に汚れは自然と出てきますが、普通であれば拭けば汚れは落ちます。
汚れが落ちにくくなっている箇所は、塗膜の性能が低下している可能性があります。
それ以外にも、
・シーリング(コーキング)の割れや劣化
・外壁の変色、退色
・塗膜の膨れや剥離
といった症状を発見したら、早めに塗装業者に見てもらうようにしましょう。