屋根の塗装について
屋根の塗装について
このページでは、「屋根の塗装について」をご紹介しています。
2021/01/31
屋根は、雨や日差しにさらされている分、外壁塗装に比べ早く修繕が必要となります。
しかし、屋根と外壁塗装を別の時期に施工するより、外壁も屋根も一度に施工してしまった方が断然安く済みますし、耐久性からいっても同時に行うことにはメリットがあるのはご存知でしょうか。
なぜなら、外壁に使用されている塗料と屋根に使用されている塗料は一般的に同じくらいの品質なので、劣化も同じくらいのスピードで進むからです。
工事費についても足場を組むだけで15万円程度かかるため、同じタイミングで塗装するのが最適といえるでしょう。
コンテンツ目次
屋根塗装の塗料の耐用年数・費用について
先ほどもお伝えしたように、外壁塗装と屋根塗装の塗装周期を合わせることで、工事費の節約になります。
外壁塗装や屋根塗装で使用されている塗料にはいくつかのグレードがありますが、各塗料による耐用年数と大まかな費用についてまとめると以下のようになります。
※アクリル塗料については最近はあまり使われませんし、使われているのもほぼ外壁塗装なのでここには含めていません。
ウレタン塗料
耐用年数:約8年
費用(20坪):17万8,000円
費用(30坪):26万2,000円
シリコン塗料
耐用年数:約15年
費用(20坪):25万7,000円
費用(30坪):37万8,000円
フッ素塗料
耐用年数:約18年
費用(20坪):25万7,000円
費用(30坪):37万8,000円
断熱塗料
耐用年数:約20年
費用(20坪):38万7,000円
費用(30坪):56万9,000円
この中で特に人気があり、よく使用されている塗料はシリコン塗料です。
性能と価格のバランスが良く、新築・塗り替え問わず最も採用されています。
また、近年では気候変動が激しいため、夏になるとクーラー、冬は暖房と光熱費がかさむことが問題とされています。
この問題の対策として、断熱塗料はかなり有効で最近のトレンドでもあります。
断熱塗料を使用すると屋根表面の温度を10~20度も下げることができます。
それによって電気代も40%削減できるといわれていますから、長く住む家なら選択肢に入れておきたい塗料です。